素人園芸家の日常

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寒波緩む
ようやく長い寒波が去り、さっそく外の植物の見回り&水やり。

もちろん寒波が来る前に水やりは済ませ、寒冷紗で防寒してあった。植物によってはビニール温室や家の中に避難させていた。寒波中の水やりは一切無しである。
その甲斐あってか、今のところ植物の枯れ込み・傷みは見受けられない。
体感では結構寒かったが、最低気温が-2℃止まりだったのでよかった。これが1月の寒波だったら-3℃いってたかもしれない。
たかが1℃の差、されど1℃の差、なのだ。

ここ大阪市では-3℃は滅多にないものの、10年に一度くらいある。前に記録したのはいつだったか…私はその時、10鉢ほどの植物を一夜にして枯らした。あれ以来「-3℃」はトラウマになっている。
たしか鉢数が多すぎて家に入りきらなかったことが主な原因だが、寒波を舐めていたことも事実だった。
痛い目にあって以降、寒波の予報が出たときは、それまで以上に万全を期すよう心掛けている。

最近は猛暑猛暑と喧しいが、やっぱり冬は寒い。慣れからくる慢心は禁物である。春までもう少し。気を引き締めていこう。
2025/2/9(Sun)
寒いね
植え替えはいったん休止し、こんどは去年のリフォーム工事に伴い移動してあった土や園芸道具などを運んでいる。
植え替え等を行う作業場も、工事前の場所に戻すことにした。一昨年の秋、すべてを移動したときは、もう元に戻すことは二度とないだろうと思ったが、そんなことはなかった。

ていうか、今の作業場が庭の北北東で、おまけに広い道路に接しているせいで、ものすごい季節風が容赦なく吹きつけてくる。いちおう塀はあるが意味をなしていない。
今回植え替えを始めてみて、初めて気づいた。寒いことこの上なし。
作業場を元に戻す一番の理由は「今の場所は雨がかかるから」なのだが、この冷たい北風も理由である。あと、車やバイクの排ガスも来るし。

さて、休止した植え替えを再開するのは、早くて2月の後半ごろの予定。
春が早まりそうなら前倒しするし、寒波が連続するようなら3月までやらない。
休眠待ちの夏秋植え球根だけは6月までずれこむものの、それ以外の植物は4月中には全部終わる、かもしれないな。
2025/1/26(Sun)
新年一発目
年末大掃除のあと、すぐ植え替えを始めた。
カエデのように年内作業が好ましい植物があるため、休むヒマもなく。
そういいつつ、9号鉢の特大イロハモミジを植え替えたのは1月2日だったが。

今年は全鉢植え替えとなるため、あれもこれも、できるときにやってしまえとばかりに過激なことをしている。
具体的には、いま適期ではないハクチョウゲとかフヨウなんかも、葉がほとんど無いのをいいことに植え替えた。まぁ、根を傷付けるのは最小限にしているが。
ハクチョウゲの鉢からはコガネムシ幼虫が出てきて結果オーライ。葉がほとんど無くなったのはこれのせいだったか…

過激な植え替えをしているとはいえ、もちろん勝算はある。長年の付き合いから、いま作業して、どの程度植え傷みするかは想像がつく。
今後、百年に一度の大寒波でも来れば別だが、その時はその時で室内に入れる等の配慮はするつもり。
植え替えのピークは3~5月。それまでに少しでも進めておかないと、たぶん時間が足りなくなり夏までずれ込む。それで今年も猛暑になったら目も当てられん。
いまは冬越しよりも夏越しのほうが難易度が高い時代なのだ。
植え替えが遅れたのは人間側の都合なので、植物に負担を強いるのは心苦しいが、できる限りのことはするので今回は許してほしいと思っている。
2025/1/13(Mon)
よい新年を
年の瀬に、今度はデンドロビウム・キンギアナムの葉をかじるねこを追い払っている。
カラーとモンステラは撤去。月下美人はそのままだが、下のほうをかじりつくしたせいか被害は止まった。(手遅れともいう。)
かと思えば上記の通りである。モグラたたき状態か。
しかし、キンギアナムの被害葉は三枚にとどまり、本格的に食べているわけでもないので、もうそのまま行くつもり。

気づけば12月ももう終わる。
カエデの植え替えだけでもやりたかったがやはりダメで。
今やってる大掃除をなんとか年内に片付け、来月早々にでも済ませる予定。
今回の冬は暖冬ではない、ということで、真冬の作業ははかどらないかもしれんなぁ。
2024/12/28(Sat)
今年もダメ
今週で入室作業をほぼ終えた。
が、明日から少し配置換えしようと思っている。理由はねこの食害。結局今年も悩まされることになった。
いつも滅茶苦茶にかじられるハイビスカスやハナキリン、ベゴニア、ドンベヤなどは、ハナから別棟に隔離してある。

しかし、そこで引き下がるねこではない。現在、モンステラ、カラー、月下美人が被害にあっている。えぐみのあるモンステラまでかじられるとあっては打つ手がないわ。
せっかく立派な葉がたくさん展開してるのに、台無しにされてはたまらん。

カラーは本来、外のビニール温室で冬越しできるのだが、ここ数年の猛暑のせいで夏に枯れ、休眠するようになってしまった。
外で冬越しさせると冬も葉が傷んで休眠する。一年に二回も休眠すると花が咲かなくなるため、室内に入れざるを得ないのだ。

月下美人は耐寒性がかなり弱いうえに、今年の猛暑で目に見えて傷み、花も一輪しか咲かなかったほどである。なるべく私の目の届く、今の場所で監視したいが…どうしたものか。

世の中には、ねこの異食を防ぐ辛味スプレーなども存在するが、うちのねこには効果がない。
切り花を窓辺に飾る習慣もなくなって久しい。
買ってきた白菜やレタスなどの野菜も、冷蔵庫に入れるのが遅れるとかじられる。(ただし本当にヤバいニラやネギには手を出さない)
現在6歳。モフモフして穏やかで人懐こく可愛いが、この悪癖は本当に何とかならんのかと、毎年思う。
2024/12/14(Sat)
入室トラブル
さらに入室を進め、月下美人など8℃グループまで入った。
5℃まで耐えられるグループはまだ外。ただ、寒波が来たらすぐ入れられるように、枯れ葉取りなど(カメムシ取りも)済ませておいた。

カメムシは毎年持ち込んでしまうので本当に厄介。特に、ブロメリア類の葉の間に高確率で潜んでいる。
ヒーターが入ると室内をブンブン飛び回り、捕虫網を手に追いかけることになる。
よく言われる悪臭は押さえつけでもしない限り、意外と出さない。低温で活性が鈍ってるせいでもあるのだろう。サクッと捕まえて寒い戸外へ追い出すのは毎冬の恒例行事である。

あと、たまに、トックリバチの仲間が植物に巣を作っていることがある。
今年はハナキリンに付いていた。なぜかハナキリンはハチの巣がよくつく。
が、今回の巣は入り口が閉じており、「中身入ってます」状態としか思えない。
これまでは、すでに入り口が開き、ハチが抜け出た巣しかなかったため、巣を取り除いて入室していたが…
ハナキリンは寒さに弱いため戸外では越冬できない。しかし暖かい室内に入れるとハチの卵が目覚める可能性がある。
どうしたものか。巣の付いた枝を切って入室するしかないか。
2024/12/1(Sun)
入室始まる
季節外れの暖かさから一転、初冬の寒さに。
11/7にカトレア等を入室した後で気温が上がり、再び外へ出したい衝動に駆られていたが、我慢してよかった。
月下美人やコーラル系ハイビスカスあたりももうすぐ入室やな。

入室があると毎年問題になる、我が家の青物大好きねこだが、今のところ何も手を出していない。
別のねこがカトレアの根をかじっているのは見たが。
そろそろ猫草のタネもまいておくかね。
2024/11/18(Mon)
異常すぎた夏
例年ならすでに高温性の洋蘭から入室済みの時期だが、今年はまだ一鉢も入っていない。もう11月なのに。
毎年入室後に咲くカタセタム・オーキッドグレードが、今年は外で咲いてしまった。
とはいえ来週から最低気温一桁の予報があるし、そろそろかも。

秋植えの球根も、今週になるまで一鉢も発芽してこなかった。いつも早いシクラメンやフリージアでさえも。
長年園芸をやってきたが、こんなことは一度もなかったな。。

まぁ今年の異常気象については、あちこちで言い尽くされた感はある。
どうせ人間の力ではどうにもならんし、黙ってその都度対応していくしかないわな。
来年はもう少しまともな夏になってくれたら助かる。
2024/11/2(Sat)
年明けから始める予定
時間の無さを言い訳に、植え替えの遅れが続いている。
長いもので前回から4年以上…いまのところ危険な根詰まり鉢はないものの、良い状況とはいえない。
そんな中、観葉アスパラガスの鉢が割れた。いや、割られた。内側から。根の強い植物はこれをやるから困る。
まだ当面作業できないので、土が流れないように、割れた鉢をヒモで縛ってごまかした。我ながらエラいことをやる。

このアスパラガスも私より年上である。
じつは、観葉アスパラガスであることは疑いないが、具体的な種類はわからない。食用アスパラガスによく似るが常緑で、触るとチクチクする。
これの生命力は半端ではなく、母屋のすぐわきに生えているオリジナルは、除草剤がかかろうが防草シートで被われようが株元でバッサリ刈り取られ踏み荒らされようが、平然と生き延びている。
そんな植物なので、鉢が割れたくらいで慌てる必要はないのだ。
2024/10/20(Sun)
園芸の変化
昨日、大阪城公園で開催中の植木市に行ってきた。
かつては20店以上が出店していたが、今は7店。
土曜ということで賑わってはいたものの、半数以上が外国人観光客で、当然、見るだけ。買い物に至るわけもない。
日本人でも、店内に入って品定めし、お買い上げする人の数は決して多いとは…。まぁ、季節の草花を多く扱う店と珍奇植物の店はそれなりに人がいたが。

ちょっと驚いたのは、球根ベゴニアがあったこと。前回、見なくなったと書いたばかりだったのでなおさら。
秋になったから入れたのだろうが…長日性なので基本的に冬は休眠してしまう植物。そのくせ夏の暑さが大嫌い。
しかし、最近の住宅の気密性を生かして室内栽培に徹するのも有り、か。
私が酷暑期の室内でアマリリスを育苗したように、エアコンと育成灯があればなんとかなったりするし。
今後は植物との付き合い方がさらに変わっていくのかもしれないな。
2024/10/6(Sun)