灰斑病

糸状菌による病害。ビワによく見られる。

発生時期

3～10月

葉、果実など。

葉に発生した場合、円形で褐色～淡褐色の小斑点ができ、次第に拡大して、灰色～灰褐色をした同心円状病斑を形成する。

果実の場合は、紫褐色をした大型の水浸状病斑ができ、表面に黒い小粒を生じる。被害果は腐敗する。果実の先端付近から発病することが多い。

被害部分を全て除去し、薬剤を使用。

【薬剤】【散布】カスミンボルドー、カッパーシン、トップグラスDF、トップジンM、フロンサイド、フロンサイドSC、ベルクート、ベルクローブ、ベンレートなど。

十分な日照を確保する。土の過度の乾燥を避ける。通風を改善する。株に水をかけない。

【薬剤】【散布】上記と同じ。樹木類は、冬季に石灰硫黄合剤を散布。

【樹木・果樹】ハコネウツギ、ビワなど。