モニリア病
糸状菌による病害。リンゴの重要病害として知られる。
発生時期
3~5月
被害箇所
若葉、花、幼果。
主な症状
生長中の若葉、花、幼果などに、褐色の小斑点ができ、次第に拡大する。やがて、灰褐色~黒褐色になって干からびる。病斑上には、灰白色の胞子を生じる。
幼果に発生した場合は、病斑部分からヤニが出ることが多い。
対策
被害部分を徹底的に除去する。
【薬剤】【散布】アンビル、スコア、ストロビー、トップグラスDF、トップジンM、プランダムなど。
予防策
通風を改善する。清潔な土で育てる。できれば雨に当てない。株に水をかけない。土の水はけを改善する。落ち葉や落下した被害部分は、翌年の発生源になるので、きれいに掃除する。
【薬剤】【散布】上記と同じ。
主な被害植物
【庭木・果樹】リンゴ。