そばかす病
糸状菌による病害。寒令地で発生する。病原菌は、エンドウからカンキツ類に伝染する。
温州ミカンの果実によく見られるが、食用に問題はない。
発生時期
4~11月
被害箇所
果実の表面、葉など。
主な症状
不整形で淡灰褐色をした、細かいヒビのような病斑が多数できる。病斑はケロイド状となる。
対策
被害部分を全て除去し、薬剤を使用。
【薬剤】【散布】グリーンダイセンM、グリーンペンコゼブ、ジマンダイセン、ストロビー、ビスダイセン、ペンコゼブ、ラビライトなど。
予防策
エンドウをカンキツ類の近くで栽培しない。収穫後のエンドウは早期に除去する。果実に水をかけない。土の水はけを改善する。通風を改善する。
【薬剤】【散布】上記と同じ。
主な被害植物
【樹木・果樹】カンキツ類など。