花腐細菌病
細菌による病害。花期に雨が多いと発生しやすい。
発生時期
4~7月
被害箇所
花、つぼみ、葉。
主な症状
黒褐色の小斑点ができ、次第に拡大しながら軟化腐敗する。雄しべも黒褐色に変色する。発病花の果実は、奇形化したり、落果することがある。
対策
被害部分を全て除去し、薬剤を使用。
【薬剤】【散布】Zボルドー、アグリマイシン20、アグリマイシン100、アグレプト、カスミン、カスミンボルドー、カッパーシン、クプラビットホルテ、コサイド3000、コサイドDF、コサイドボルドー、サンボルドー、ストマイ、ドイツボルドーA、銅ストマイ、ドーマイシン、バクテサイド、ヒトマイシンなど。
予防策
花に水をかけない。花に無用な傷を付けない。通風を改善する。十分な日照不足を確保する。多肥を避ける。できれば雨に当てない。土の水はけを改善する。
【薬剤】【散布】上記と同じ。樹木類は、冬季に石灰硫黄合剤を散布。
主な被害植物
【樹木・果樹】キウイ、ナシなど。