赤焼病
糸状菌による病害。ピシウム属菌による。高温多雨の時期に多発する。
発生時期
6~8月
被害箇所
葉、葉鞘など。
主な症状
褐色の水浸状病斑ができ、軟化腐敗する。その後、綿状の菌糸を生じる。
芝生には、円形~不整形で赤褐色~赤紫色をしたパッチができる。パッチは径1~2mで、輪郭は灰褐色~暗褐色。
対策
被害のひどい部分をはがし、薬剤を使用。
【薬剤】【散布・土壌灌注】ICボルドー、Zボルドー、アミスター10、アミスター20、アリエッティ、オーソサイド、オキシラン、カスミンボルドー、カッパーシン、キャプタン、クプラビットホルテ、グリーンビセットDF、コサイド3000、コサイドDF、コサイドボルドー、サンボルドー、ターサンSP、ドイツボルドーA、ビスダイセン、プラウザー、プルーデンス、プレビクールN、ヘリテージ、リドミル、リドミルMZ、リドミル銅など。
予防策
サッチをきちんと除去する。土の水はけを改善する。
【薬剤】【散布・土壌灌注】上記と同じ。
主な被害植物
【西洋シバ】クリーピングレッドフェスク、ケンタッキーブルーグラス、セントオーガスチングラス、チューイングフェスク、トールフェスク、ハードフェスク、バミューダグラス、ペレニアルライグラス、ベントグラスなど。