ラージパッチ
糸状菌による病害。リゾクトニア属菌による。「葉腐病」の一種である。高温・多雨条件で多発する。
発生時期
4~6月・9~10月
被害箇所
葉、葉鞘など。
主な症状
濃褐色の水浸状病斑ができて腐敗する。
芝生には、不整形で茶褐色をしたパッチができる。パッチは径4~5mで、輪郭は赤褐色。
対策
被害のひどい部分をはがし、薬剤を使用。
【薬剤】【散布・土壌灌注】アミスター10、アミスター20、オーソサイド、キャプタン、キャプレート、グラステン、グランサー、クリーングラス、シャルマット、セレンターフ、センチネル、ターフトップDF、ティービック、トップグラスDF、トップジンM、トップティ、バシタック、バシパッチ、バリダシン、ヘリテージ、ポリオキシンZ、モンセレン、リゾレックス、ロブラール、ロブラール500アクアなど。
予防策
サッチをきちんと除去する。土の水はけを改善する。土壌酸度がアルカリ性に偏らないようにする。
【薬剤】【散布・土壌灌注】上記と同じ。
主な被害植物
【日本シバ】コウライシバ、ノシバ、ヒメコウライシバなど。