ピシウム病
糸状菌による病害。ピシウム属菌による病気の総称でもある。「赤焼病」もこの病気の一種である。
発生時期
3~11月
被害箇所
葉、葉鞘など。
主な症状
淡褐色の病斑ができて腐敗する。
芝生には、円形~楕円形で茶褐色をしたパッチができる。パッチは最初径50cm前後だが、次第に拡大・融合する。
対策
被害のひどい部分をはがし、薬剤を使用。
【薬剤】【散布・土壌灌注】アミスター10、アミスター20、アリエッティ、グリーンビセットDF、プルーデンス、プレビクールN、ヘリテージ、リドミルなど。
予防策
サッチをきちんと除去する。土の水はけを改善する。
【薬剤】【散布・土壌灌注】上記と同じ。
主な被害植物
【西洋シバ】クリーピングレッドフェスク、ケンタッキーブルーグラス、セントオーガスチングラス、チューイングフェスク、トールフェスク、ハードフェスク、バミューダグラス、ペレニアルライグラス、ベントグラスなど。
【日本シバ】コウライシバ、ノシバ、ヒメコウライシバなど。