雪腐褐色小粒菌核病/雪腐黒色小粒菌核病

糸状菌による病害。積雪地帯において、雪解け後に発生が判明することが多い。

発生時期

11～4月

被害箇所

葉、葉柄など。

主な症状

積雪下で、淡黄色に変色・腐敗する。
芝生には、径50cm前後で灰白色～淡褐色をしたパッチが多数できる。やがて、パッチ上に、赤褐色または黒色の、ごく小さな菌核を生じる。

対策

被害のひどい部分をはがし、薬剤を使用。

【薬剤】【散布・土壌灌注】オキシンドー、キノンドー、グランサー、シャルマット、ターサンSP、ターフトップDF、ダコニール1000、チルト、ドウグリン、バイレトン、バシタック、バシパッチ、パスポート、バナーマックス、フロンサイド、フロンサイドSC、モンカット、リゾレックス、ロブラール、ロブラール500アクアなど。

予防策

サッチをきちんと除去する。土の水はけを改善する。

【薬剤】【散布・土壌灌注】上記と同じ。積雪前に行う。

主な被害植物

【西洋シバ】クリーピングレッドフェスク、ケンタッキーブルーグラス、セントオーガスチングラス、チューイングフェスク、トールフェスク、ハードフェスク、バミューダグラス、ペレニアルライグラス、ベントグラスなど。

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