象の足跡病(象の足跡症)
糸状菌による病害。「擬似葉腐病(疑似葉枯病)」の一種である。
発生時期
8~11月
被害箇所
葉など。
主な症状
不整形で淡褐色、または円形で赤褐色をした病斑ができる。
芝生には、径30~50cmで淡褐色をしたパッチが多数できる(「象の足跡」状)。
対策
被害のひどい部分をはがし、薬剤を使用。
【薬剤】【散布・土壌灌注】グランサー、クリーングラス、シャルマット、センチネル、ダコニール1000、パスポート、プルーデンス、ポリオキシンZ、リゾレックス、ロブラール、ロブラール500アクアなど。
予防策
シバ刈りをさぼらない。サッチをきちんと除去する。土の水はけを改善する。土壌酸度がアルカリ性に偏らないようにする。肥料不足を改善する。
【薬剤】【散布・土壌灌注】上記と同じ。
主な被害植物
【日本シバ】コウライシバ、ノシバ、ヒメコウライシバなど。