帯化病
原因不明だが、遺伝的なものらしく、病気ではない。伝染もしない。変形部分を切除しても、別の部分に、また同じ現象が現れることがある。
変形部分は「帯化」「綴化(せっか)」「石化」などと呼ばれ、植物によっては珍重される。トサカケイトウや石化ヤナギなどが有名。
発生時期
周年
被害箇所
枝、茎など。
主な症状
茎や枝が、横一列に何本もくっついたような扁平な形になる。変形部分は、葉や花の付き方が乱れ、一箇所から多くの葉が出たり、大量の花が咲いたりする。
対策
美観を損ねる場合は、変形部分を切除する。
予防策
特に無し。
主な被害植物
【草花・鉢花】アサガオ、ケイトウ、タンポポ、ユリ類など。
【観葉・多肉】アエオニウム、エケベリア、サボテン類、シダ類、セダム類、センペルビブム、パキポディウム、ユーフォルビア類など。
【樹木・果樹】エニシダ、クチナシ、シラカバ、ジンチョウゲ、スギ、ハギ、ハンノキ、マツ類、ヤナギ類など。