ナガイモコガ
アトヒゲコガ科に属する。ヤマイモ・ナガイモ類の重要害虫。従来、ヤマノイモコガと同種とされてきたが、現在は独立している。この仲間は姿がよく似ており、区別しにくいらしい。
発生時期
5~10月
被害箇所
葉、芽、むかごなど。
形態など
老熟幼虫で体長7mm以下と小さい。体色は淡褐色~灰褐色。サナギになる時は、葉の表面に、淡褐色をした透かし状のマユを作る。年2~3回の発生。
主な被害
葉裏から浅く食害する。被害部分は表面だけを食われ、白っぽく透けて見える。
対策
見つけ次第捕殺する。
【薬剤】【散布・土壌混和】Mr.ジョーカー、アークリン、アースガーデンD、アースガーデンW、アーデント、アクセル、アクタラ、アクテリック、アタックワンAL、アタブロン、アディオン、アファーム、アファームエクセラ、アプロードエース、アルバリン、エスマルクDF、園芸用キンチョールE、エンセダン、オルチオン、オルトラン、オルトランA、オルトランC、オルトランDX、オルトランMP、ガーデンアースB、ガーデンガードAL、ガーデントップ、ガードジェットBT、ガードベイトA、ガードワン、カウンター、カスケード、カダンA、カダンD、カダンV2、カルホス、キックバールAL、クオーク、ケムシカダンA、サイアノックス、サニーフィールド、サブリナ、サムコル、サンヨールAL、ジェイエース、ジェネレート、スターガード、スピノエース、スミソン、スミチオン、スミナイス、スミフェート、セレクトジン、ゼンターリ、ダイアジノンSL、ダイポール、ダブルアタックAL、ダントツ、チューンアップ、ツービットDF、ディアナSC、ディプテレックス、テガールAL、デミリン、テルスター、デルフィン、トアローCT、トクチオン、トルネード、トレボン、ノーモルト、バイオマックスDF、パイベニカ、バシレックス、ファルコン、ファイブスター、フェニックス、プレオ、プレバソン、フローバックDF、ベジタメートAL、ベストガード、ベニカ、ベニカD、ベニカDX、ベニカX、ベニカグリーンV、マッチ、マトリック、マラソン、モスピラン、リーズン、ロムダンなど。
予防策
特に無し。成虫を誘引する合成フェロモン剤があるが、家庭園芸では一般的でない。
主な被害植物
【ハーブ・野菜】ナガイモ、ヤマイモ、ヤマノイモなど。