アワフキ類

アワフキムシ科に属する。幼虫は、名前の通り泡に覆われ、体を隠しているが、泡そのものが非常に目立つため、発見しやすい。大きな害はなく、放置しても差し支えない。

発生時期

5～8月

【補足事項】

マツアワフキ…5～7月(成虫は7～8月)

被害箇所

新梢、茎、葉、果実など。

形態

成虫で体長1cm前後。体色は淡褐色や灰褐色など。姿はセミに似るが、全体的に丸みを帯びた体形。泡は出さない。
幼虫の体色は赤橙色～赤褐色など。名前の通り、泡を出し、体を覆い隠している。

主な被害

成虫は、茎葉や果実に寄生し、吸汁する。果実が被害を受けると、被害部分が硬くなり、へこむ。
幼虫は、新梢や葉に寄生し、泡を出しながら吸汁する。

対策

見つけ次第捕殺する。

【薬剤】【散布・土壌混和】アークリン、アーデント、アーリーセーフ、アクタラ、アクテリック、アタックワンAL、アディオン、アドマイヤー1、アプロード、アルバリン、アントム、ウララDF、園芸用キンチョールE、エンセダン、オルチオン、オルトラン、オルトランA、オルトランC、オルトランDX、オルトランMP、オンコル、ガーデンアースB、ガーデンガードAL、ガーデントップ、ガードベイトA、カダンAP、カダンD、カダンV2、カルホス、キックバールAL、サイアノックス、サンヨールAL、ジェイエース、ジェネレート、スケルサイドA、スターガード、スミソン、スミチオン、スミナイス、スミフェート、ダブルアタックAL、ダントツ、チェス、ディプテレックス、テガールAL、テルスター、トクチオン、トレボン、パイベニカ、ブルースカイAL、ベジタメートAL、ベストガード、ベニカ、ベニカD、ベニカDX、ベニカX、ベニカマイルド、マラソン、ムシキントール、モスピラン、レルダンなど。

予防策

通風を改善する。冬季、枝葉の中に産み付けられた卵を探して除去する。

主な被害植物

【樹木・果樹】アベリア、カキ、クワ、サクラ、サンゴジュ、シャリンバイ、ツツジ類、ナンテン、バラ、ブドウ、マサキ、マツ類、ヤナギ類、ヤマブキなど。

主な種類

コガシラアワフキ、シロオビアワフキ、トドマツアワフキ、ブドウアワフキ、マツアワフキ、マルアワフキ、モンキアワフキなど。

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