いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

オキシペタラム

イメージ

原産地

プラジル南部~ウルグアイ

キョウチクトウ科(またはガガイモ科)

高さ

30~100cm

花期

5~11月

形態

常緑半低木

別名等

オキシペタルム・カエルレウム(学名)/トゥイーディア・カエルレア(異名)/ルリトウワタ/瑠璃唐綿/ブルースター


ホワイトスター(白花品種)

日照

4月上旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下(酷暑期は西日を避ける)。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに。

【補足】雨に当てないほうがよい。

肥料

4月上旬~10月下旬に、少量の固形肥料を置き肥、または二週間に一度の液肥。

植え替え

4月上旬~10月中旬(酷暑期は避けたほうがよい)。

【補足】なるべく根を切らない。

整姿

そのままでは分枝しにくいため、春のうちに軽く摘芯しておく。茎が柔らかく倒れやすいので、支柱を立てる。
伸びすぎたら、生育期の間に、腋芽のすぐ上で切り戻す(酷暑期は行わない)。

繁殖

【挿し木】5月中旬~10月上旬(やや発根しにくいので、発根促進剤を使うとよい)。

【タネまき】4月上旬~6月中旬か、9月中旬~10月中旬(春まきがよい。発芽まで二週間以上かかる)。

耐暑性

とても強い。

耐寒性

最低0℃を保つ。

解説

  1. 澄んだ空色の花が美しい。花の色は、最初は淡く、次第に青みが強くなり、最後に赤っぽくなって終わる。白花品種もあり、「ホワイトスター」と呼ばれる。他に、桃色花や八重咲きの花を咲かせる品種もある。
  2. 茎は半つる性で柔らかく、細かい毛で覆われており、ジグザグに伸びる。
  3. 花後に大きな果実を付ける。熟するとはぜて、綿毛のあるタネが飛び出す。

注意点・病害虫

  1. 日当たりの良い、乾き気味の土を好む。日光不足や過湿になると、目に見えて生育が悪くなる。
  2. 傷から出る乳液は有毒で、人によってはかぶれる。
  3. アブラムシに注意。

(※データ:大阪市基準)