いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ユリオプスデージー

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原産地

南アフリカ・ソコトラ島・アラビア半島

キク科

高さ

20~120cm(種類による)

花期

10~7月

形態

常緑半低木

別名等

エウリオプス・ペクティナツス(学名)/グレイリーブドユリオプス


エバンシー(アクラエウス)
ゴールデンクラッカー(バージネウス)


ガモレピス・クリサンセモイデス(異名)/マーガレットコスモス(いずれもステイロディスクス・エウリオポイデス)

日照

3月中旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに。

肥料

3月上旬~6月上旬と、9月上旬~11月下旬に、固形肥料の置き肥、または10~14日に一度の液肥。

植え替え

3月下旬~5月下旬か、9月中旬~10月上旬(花後すぐがよい)。

【補足】1~2年に一度行う。

整姿

伸びすぎれば、生育期に、枝先2~3節を切り戻す(酷暑期は避ける)。株を小さくしたければ、花後すぐか、9月に、腋芽のすぐ上で切る。(1/2程度まで切っても大丈夫だが、しばらく花が咲かない。)

繁殖

【挿し木】4月下旬~7月上旬か、9月中旬~10月中旬。

耐暑性

強いが、蒸れに注意。

耐寒性

最低0℃を保つとよい。

解説

  1. この仲間はいくつか種類があるが、一重の黄色い花と銀色を帯びた葉が美しい、原種のペクティナツスが一般的である。半八重咲きの品種もある。
  2. 地植えすると大きく育ち、低木状になる。ペクティナツスは特に耐寒性が強く、-5℃程度まで耐える。
  3. 細い枝に黄色の小花をびっしりと咲かせる「ゴールデンクラッカー」も、同属の植物である。草姿は全く似ていないが、育て方は同じ。

注意点・病害虫

  1. アブラムシに注意。

余談

  1. 近縁のマーガレットコスモスは、ステイロディスクス属に属する。属が違うものの、雰囲気がよく似ており、育て方もユリオプスデージーに準じる。葉は緑色で、花柄が長い。斑入り葉の品種「オーストバリア」も人気。

(※データ:大阪市基準)