トルコキキョウ
イメージ
原産地
アメリカのコロラド州~テキサス州・メキシコ・西インド諸島
科
リンドウ科
高さ
20~100cm
花期
5~9月
形態
一~二年草または多年草
別名等
ユーストマ・グランディフロルム(学名)/ユーストマ・ルッセリアヌム/リシアンツス・ルッセリアヌス(いずれも異名)/リシアンサス/トルコギキョウ/トルコ桔梗/プレーリーゲンチアン
日照
3月下旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。
水やり
生育期は、土の表面が乾けば与える。越冬中は、ごく控えめに。
【補足】花や葉に水をかけたり、雨に当てたりしない。
肥料
4月上旬~6月下旬と、9月下旬~10月下旬に、10~14日に一度の液肥、または固形肥料の置き肥。
植え替え
3月下旬~5月上旬か、9月中旬~10月下旬(春のほうがよい)。
【補足】直根性で移植を嫌うため、根をなるべく傷めない。
整姿
花後すぐ、基部2~3節を残して切り戻す(大胆に切り戻さないと、よい新芽が出ない)。
繁殖
【タネまき】3月上旬~5月上旬か、10月。
(好光性のため、覆土は薄く。発芽適温が高いので、低温期にまくときは加温する。)
耐暑性
わりと強い。
耐寒性
最低0℃を保つが、できれば5℃欲しい。
解説
- 切り花として大変有名な花だが、いざ鉢植えで育ててみると、これが結構気難しい。
- 高性種~矮性種まである。鉢植えでは矮性種のほうが育てやすい。花色はかなり豊富。
注意点・病害虫
- 多年草だが、古株ほど枯れやすいので、一~二年草扱いが無難。雨に当てないほうがよいので、地植えには向かない。
- タネは、まるで粉末のようで、扱いにくい。そのため、最近は、コーティング種子(特殊資材でコーティングされたタネ)の形で販売されてることが増えた。タネから始めたい場合は、これをまくのがおすすめ。
- タネまきから始めると、初期生育が遅く、なかなか草丈が伸びなかったりして、開花までの道のりが長い。早く花を楽しみたければ、苗か鉢物を買ったほうが楽。
- 病虫害に弱い傾向がある。アブラムシ、ヨトウムシ、ウイルス病までいろいろ。
(※データ:大阪市基準)