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素人園芸解説 -私はこう育てる-

イソトマ

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原産地

オーストラリアのクインズランド州・ニューサウスウェールズ州・ビクトリア州

キキョウ科

高さ

10~30cm

花期

4~11月

形態

多年草または一年草

別名等

イソトマ・アキシラリス(学名)/ローレンティア・アキシラリス/ソレノプシス・アキシラリス(いずれも異名)/ロックイソトマ


ブルースター(フルビアティリス)
ローレンティア・ペトラエア(ペトラエアの異名)

日照

3月下旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下(7月中旬~9月上旬は30~50%遮光したほうがよい)。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに。

【補足】過湿に弱いので、雨に当てない。

肥料

4月上旬~5月下旬と、9月中旬~10月下旬に、二週間に一度の液肥、または小量の固形肥料を置き肥(多肥にする必要はない)。

植え替え

3月中旬~6月上旬か、9月上旬~10月中旬(春のほうがよい)。

整姿

伸びすぎれば、生育期に刈り込む。切り口から出る汁液は有毒なので、触れないよう注意。

繁殖

【挿し芽】4月下旬~10月上旬。

【株分け】植え替えと同時期。(挿し芽・株分けともに、切り口から出る汁液に触れないよう注意。)

【タネまき】3月下旬~5月上旬か、9月上旬~11月上旬。(土はかけない。発芽まで二週間程度かかるので、乾かさないよう注意。春まきすると、開花が翌年になることがある。)

耐暑性

わりと強いが、蒸れると枯れ込む。

耐寒性

最低3℃を保つ。

解説

  1. 「イソトマ」とは、この仲間の属名だが、ローレンティア属に分類する向きもあり、一定しない。ロベリアに近縁で、草姿が似ている。
  2. いくつか種類があるが、よく栽培されるのはアキシラリスという種類。花色は、青紫、桃、白などがある。
  3. 半耐寒性の多年草だが、園芸上は、秋まきの一年草として扱われることが多い。

注意点・病害虫

  1. アブラムシが付きやすい。
  2. 傷を付けたときに出る乳液は有毒である。人によっては触るとかぶれる。

(※データ:大阪市基準)