いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

レオノチス

イメージ

原産地

アフリカ南部

シソ科

高さ

50~200cm

花期

9~2月

形態

半常緑多年草または半低木

別名等

レオノティス・レオヌルス(学名)/カエンキセワタ/火炎着綿/ライオンズイアー/ライオンズイヤー/ライオンテイル

日照

4月上旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下(7月中旬~9月上旬は30~50%遮光したほうがよい)。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに。

肥料

4月上旬~6月下旬と、9月に、固形肥料の置き肥、または10~14日に一度の液肥(多肥にする必要はない)。

植え替え

3月下旬~6月上旬か、9月中旬~10月上旬(春のほうがよい)。

整姿

越冬した株は、3月頃に高さ15cm程度まで切り戻し、新枝を出させる。草丈が高くなるのを防ぐため、6月頃、強めに切り戻す。(盛夏以降は切らない。)

繁殖

【株分け】植え替えと同時期(春のほうがよい)。

【挿し木】4月下旬~6月下旬か、9月。

【タネまき】4~5月。

耐暑性

強い。

耐寒性

最低3℃を保つ。

解説

  1. 原種のレオヌルスが出回る。花の少なくなる秋~冬に、鮮やかな橙色の花をたくさん咲かせる。白花種もある。丈夫な植物で、育てやすい。
  2. 日当たりのよい花壇に地植えすると、見上げるような大きさに育つ。ボーダー花壇の後方に植えると引き立つ。

注意点・病害虫

  1. やや寒さに弱いが、ごく短時間なら、-3℃くらいまで耐える。
  2. ハダニやバッタの被害を受ける。

各種の和名・異名

  1. 切り花やドライフラワーに最適。

(※データ:大阪市基準)