フユサンゴ
イメージ
原産地
ブラジル・南アメリカ東部
科
ナス科
高さ
30~150cm
花期
5~9月
【結実】8~2月
形態
常緑小低木
別名等
ソラヌム・プセウドカプシクム(学名)/冬珊瑚/タマサンゴ/玉珊瑚/タマヤナギ/玉柳/リュウノタマ/クリスマスチェリー/エルサレムチェリー/ウィンターチェリー/マデイラウィンターチェリー
日照
4月上旬~11月中旬の生育期は、西日を避けた戸外の直射日光下。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。
【補足】耐陰性があるが、なるべく日光に当てる。
水やり
生育期は、土の表面が乾けば与える。越冬中は、ごく控えめに。
肥料
4月上旬~9月下旬に、二週間に一度の液肥、または少量の固形肥料を置き肥。
【補足】果実が色付き始めたら、施肥をやめる。
植え替え
4月上旬~6月上旬か、9月上旬~10月中旬(春のほうがよい)。
整姿
伸びすぎれば、生育期に剪定できる。(不要な枝を切り戻す程度で、あまり必要ない。)
繁殖
【挿し木】4月下旬~10月上旬。
【タネまき】4月中旬~5月中旬(斑入り品種のタネを採ってまいても、緑葉の株になりがち)。
耐暑性
とても強い。
耐寒性
最低0℃を保つ。
解説
- 明治時代に日本に渡来したらしい。「クリスマスチェリー」の名で、冬に出回ることが多い。丈夫で栽培容易。
- 主な品種は、「七変化」「ビッグボーイ」など。葉に白い斑が入る「スノーサンゴ」もある。
- 小さな丸い果実を株全体にたくさん付け、果実の色が、緑~黄~橙~赤と変化する。一斉に色付くわけではないため、一つの株に、いろんな色の果実が成っているように見える。
- 暖地では雑草化しており、鳥が落としたタネから勝手に生えてくることもある。
注意点・病害虫
- 春まき一年草として扱われるが、本来は常緑の小低木である。比較的耐寒性も強く、暖地なら庭木になる。
- ナス科植物なので、ウイルス病にかかりやすい。
- 果実は有毒で、食用にならない。
(※データ:大阪市基準)