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素人園芸解説 -私はこう育てる-

マダガスカルジャスミン

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原産地

マダガスカル島

ガガイモ科

高さ

1.5~4m(つる性)

花期

3~10月

形態

常緑つる性半低木

別名等

マースデニア・フロリバンダ(学名)/ステファノティス・フロリバンダ(異名)/ハナヨメバナ/マダガスカルシタキソウ/フローラドーラ

日照

4月中旬~11月上旬の生育期は、戸外の直射日光下(7月中旬~9月上旬は50%遮光したほうがよい)。
越冬中は、室内の日当たり。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに。

肥料

4月中旬~10月下旬に、10~14日に一度の液肥、または固形肥料の置き肥。

【補足】開花中は施肥をしない。

植え替え

4月中旬~10月上旬(酷暑期は避けたほうがよい)。

整姿

4月頃、新しいつるの先端を摘芯し、子づるを出させると、つるの長さが少し抑えられる。伸びすぎたつるは、4月か花後すぐに、1/3程度まで切り戻す。(強剪定は、遅くとも9月には済ませる。)
生育期は、つるがよく伸びるので、しっかり誘引する。

繁殖

【挿し木】4月下旬~9月上旬(切り口から出る乳液を洗い流してから挿す)。

【タネまき】4~6月(タネの綿毛を取り除いてからまく)。

耐暑性

とても強い。

耐寒性

最低5℃を保つが、10℃あるほうがよい。

解説

  1. 日本に自生するシタキソウの仲間で、草姿も似ている。白い花に芳香があり、ブーケなどに使われる。斑入り葉の品種もある。
  2. つるをほどいて誘引し直すと、葉が裏返しになることがあるが、数日後には元通り上を向く。

注意点・病害虫

  1. ある程度、つるが長く伸びなければ開花しない(最低でも14~15節以上必要)。春以降に伸びる新しいつるを切っていると、いつまでたっても花を見ることはできない。
  2. アブラムシやカイガラムシが付きやすい。
  3. 名前に反し、ジャスミンの仲間ではない。それどころか有毒植物である。白い汁液に触れると、人によってはかぶれる。

(※データ:大阪市基準)