ラベッジ
イメージ
原産地
地中海沿岸東部・南ヨーロッパ
科
セリ科
高さ
40~200cm
花期
7~8月
形態
多年草
収穫期
【葉・根】4~10月、【タネ】8~9月
別名等
レビスティクム・オフィシナレ(学名)/ラビッジ/ロベッジ/ロベージ/ラベージ/ラブパセリ
日照
西日を避けた戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。
【補足】耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。
水やり
土の表面が乾けば与える(水切れは厳禁)。
肥料
3月上旬~6月中旬と、9月中旬~11月上旬に、固形肥料の置き肥、または10~14日に一度の液肥。
植え替え
【苗の植え付け】3月上旬~6月上旬か、9月下旬~11月上旬(秋のほうがよい)、株間40~60cm。
【補足】寒冷地では大きく育つので、株間120~150cmとする。移植を嫌うので、根鉢を崩さない。
整姿
草丈が伸びると倒れやすいので、支柱を立てる。
繁殖
【タネまき】3月下旬~5月下旬か、9月中旬~10月下旬(秋のほうがよい)。
【株分け】植え替え同時期(移植を嫌うので、あまり一般的でない)。
耐暑性
やや弱い。
耐寒性
とても強い。
解説
- アルファベットで「Lovage」と表記する。この中に「Love」の文字が混じっていることから、別名ラブパセリと呼ぶ。姿も香りもセロリに似る。
- 花期には高さ2mにもなり、黄緑色の小花をたくさん咲かせる。暖地ではあまり大きく育たない。
注意点・病害虫
- ややアルカリ性の土を好む。
収穫・利用
- 茎・葉・根・タネ、いずれも食用になる。
- 浸出液を利尿剤に用いることもあるが、妊婦と腎臓病の人は避けたほうがよい。
(※データ:大阪市基準)