いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

メドウスイート

イメージ

原産地

ヨーロッパ~西アジア

バラ科

高さ

50~80cm

花期

6~8月

形態

宿根草

収穫期

4~10月

別名等

フィリペンデュラ・ウルマリア(学名)/スピラエア・ウルマリア(異名)/メドゥスイート/セイヨウナツユキソウ/西洋夏雪草/クイーン・オブ・ザ・メドウ

日照

西日を避けた戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。

【補足】耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。

水やり

土の表面が乾けば与える(湿った場所を好むので、水切れは厳禁)。

肥料

3~4月、花後すぐ、10月に、小量の固形肥料を置き肥。

植え替え

2月下旬~3月下旬か、10月下旬~11月中旬(春のほうがよい)。

【補足】1~2年に一度行う。

整姿

特に無し。

繁殖

【株分け】植え替えと同時期。

【タネまき】3月中旬~5月下旬か、9月下旬~10月下旬。

耐暑性

わりと強いが、強光と乾燥に注意。

耐寒性

とても強い(-25~-30℃)。

解説

  1. 日本に自生するナツユキソウの仲間で、和名を「西洋ナツユキソウ」という。固まって咲く小さな白い花には芳香がある。
  2. 八重咲き品種や斑入り葉の品種、黄金葉を持つ品種もある。
  3. 同属のシモツケソウやキョウガノコについては、別ページで解説済み。

注意点・病害虫

  1. 強い日光と乾燥を非常に嫌うので、真夏は日陰に置き、乾き次第、何度でも水を与える。少しでも水切れすると、葉がチリチリになる。ただし、過湿には注意する。
  2. 腐植質に富む、水もちの良い土を好む。
  3. ハダニが付きやすい。

収穫・利用

  1. 花をお菓子の香り付けにしたり、ポプリなどに利用する。
  2. その他、葉や根を薬用に用いる。利尿や解熱などに効果があるらしい。

(※データ:大阪市基準)