いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ギンバイカ

イメージ

原産地

地中海沿岸~ヨーロッパ南西部

フトモモ科

高さ

1~3m

花期

5~7月

【結実】10~11月

形態

常緑低木

収穫期

4~10月

別名等

ミルツス・コンムニス(学名)/ミルテ/マートル/銀梅花/ギンコウボク/銀香木/ギンコウバイ/銀香梅/イワイノキ/祝の木/コモンマートル

日照

戸外の直射日光下。

【補足】少し耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。

水やり

土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。

肥料

3月、花後すぐ、9月に、固形肥料の置き肥。

植え替え

3月下旬~5月上旬か、9月上旬~10月上旬(春のほうがよい)。

【補足】植え替えを好まないため、根を切りすぎない。地植え株の移植は難しい。

整姿

3月か、花後すぐ~7月上旬に剪定する。(不要な枝を切る程度で、あまり必要ない。)

繁殖

【挿し木】3月、5月下旬~7月中旬、9月のいずれか。

【タネまき】3月(タネは乾かないように保存しておく)。

耐暑性

強い。

耐寒性

やや弱く(-3℃)、暖地以外では室内へ。

解説

  1. 原産地において、この木の枝で結婚式の花輪を作ることから、「祝いの木」の名がある。
  2. 光沢のある葉には芳香があり、香料が採れる。ウメに似た花も大変美しい。斑入り葉の品種「バリエガタ」もある。生長は早い。
  3. 暖地なら生垣にもできる。南向きの陽だまりに植えるとよい。冬の乾いた寒風は嫌がるので注意。
  4. 潮風に強い。

収穫・利用

  1. 葉を肉料理の香り付けにしたり、ハーブピローにする。黒い果実は生食できる他、挽いてスパイスにする。

(※データ:大阪市基準)