いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ステビア

イメージ

原産地

パラグアイ・ブラジル

キク科

高さ

60~120cm

花期

7~9月

形態

多年草

収穫期

5~10月

別名等

ステビア・レバウディアナ(学名)

日照

4月上旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える。越冬中は、ごく控えめに。

肥料

5~10月に、10~14日に一度の液肥、または固形肥料の置き肥。

植え替え

4月中旬~5月下旬か、9月中旬~10月中旬。

【補足】なるべく毎年行う。

整姿

7月までに数回摘芯し、低く仕立てるとよい。

繁殖

【挿し芽】5月上旬~7月中旬か、9月上旬~10月中旬。

耐暑性

とても強い。

耐寒性

最低5℃を保つとよい。

解説

  1. 一見、何の変哲もない草だが、茎葉に甘味成分のステビオサイドを含有する。

注意点・病害虫

  1. 暑さに強く、夏でも生育旺盛。半面、寒さに弱いため、主に鉢植えで育てる。冬は茎葉が枯れ込むが、春になれば芽吹く。
  2. 水切れと根詰まりを起こしやすいので注意。

余談

  1. ステビオサイドは砂糖の200~300倍の甘みがあり、甘すぎてかえって苦みを感じる。水やアルコールに溶けやすい性質がある。

収穫・利用

  1. 低カロリーの甘味料として知られる。他のハーブで作ったティーに少量の葉を加えると、味付けになる。ただ、ステビオサイドは、添加物として認可していない国が多いのが気になるところ。

(※データ:大阪市基準)