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素人園芸解説 -私はこう育てる-

ブロワリア

イメージ

原産地

コロンビア・ペルー・中南米

ナス科

高さ

20~150cm(種類による)

花期

5~11月

形態

春まき一年草または常緑半低木

別名等

ブロワリア・スペシオサ(学名)/タイリンルリマガリバナ/大輪瑠璃歪花/ブッシュバイオレット


エラタ(異名)/ルリマガリバナ/瑠璃歪花(いずれもアメリカナ)
ネバリルリマガリバナ/粘瑠璃歪花(ビスコサ)

日照

西日を避けた戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。

【補足】少し耐陰性があるが、なるべく日光に当てる。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(水切れは厳禁)。

肥料

4月下旬~7月下旬と、9月上旬~10月下旬に、10~14日に一度の液肥、または固形肥料の置き肥。

植え付け

4月下旬~7月上旬。

整姿

7月に1/2~2/3程度まで刈り込み、開花を休ませると、秋によい花が咲く。

繁殖

【タネまき】4月下旬~6月下旬(土はかけない)。

【挿し芽】5月上旬~6月下旬か、9月中旬~10月上旬。

耐暑性

わりと強いが、開花は止まる。

耐寒性

最低10℃を保つ。

【アメリカナ】最低5℃を保つ。

解説

  1. 一般的なのは、花径が4~5cmと大きめのスペシオサである。草丈が低く、伸びた茎が自然に枝垂れ、形よく茂るため、吊り鉢にも向く。花色は、紫~青紫のほか、白花もある。
  2. アメリカナは、花が径2cm程度と小さい種類で、比較的耐寒性がある。別の原種ビスコサも花が小さいが、耐暑性に優れ、真夏でも開花が続く。
  3. ビスコサ以外の種類は暑さに弱く、真夏に花が途切れる。

注意点・病害虫

  1. この仲間は本来、常緑の半低木だが、寒さに弱いため、普通は春まき一年草扱いされる。
  2. ハダニがよく付くので注意。

(※データ:大阪市基準)