いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

クリサンセマム

イメージ

原産地

地中海沿岸・ヨーロッパ南部・西アジア・北アフリカ・アルジェリア

キク科

高さ

8~30cm

花期

1~6月

形態

一年草

別名等

【パルドスム】レウカンセムム・パルドスム(学名)/クリサンセムム・パルドスム(異名)/パルドサム/ノースポール/スノーポール

【ムルチコーレ】コレオステフス・ミコニス(学名)/コレオステフス・ムルチカウリス/クリサンセムム・ムルチカウレ(いずれも異名)/イエローデージー


クリサンセマム・ホスマリエンセ/ピレスロプシス・ホスマリエンセ(いずれもローダンセマム・ホスマリエンセの異名)
クリサンセマム・マウイー/クリサンセマム・ゲイアヌム/ピレスルム・ゲイアヌム(いずれもローダンセマム・ゲイアヌムの異名)

日照

9月下旬~6月下旬の生育期は、戸外の直射日光下(越冬中は霜除けする)。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える。

【補足】ムルチコーレは茎葉がやや多肉質なので、乾き気味に管理。

肥料

秋の元肥の他、1~4月に、10~14日に一度の液肥、または固形肥料の置き肥。

【補足】多肥にすると茂りすぎ、開花しにくい。

植え付け

3月上旬~4月中旬か、10月上旬~11月中旬(秋のほうがよい)。

【補足】移植を好まないので、根を傷付けない。

整姿

パルドスムは、花後すぐ1/2程度に切り戻すと、再び開花することがある。

繁殖

【タネまき】2月下旬~4月上旬か、9月下旬~11月上旬。(秋のほうがよい。ムルチコーレの発芽率はやや悪く、発芽までの日数も長い。)

耐暑性

弱い。

耐寒性

【パルドスム】やや弱く(-5℃)、霜除けする。

【ムルチカウレ】弱い(0℃)ので、寒地では室内へ。

解説

  1. この仲間は、地中海沿岸原産で白い花を咲かせるパルドスムと、アルジェリア原産で黄色の花を咲かせるムルチコーレの二種類が代表的である。
  2. 以前は、両種ともクリサンセムム属だったようだが、現在は、パルドスムはレウカンセムム属、ムルチコーレはコレオステフス属に移されている。
  3. パルドスムは耐寒性があり、丈夫で育てやすいため、パンジーなどとともに、早春の花壇の定番である。よく、「ノースポール」「スノーポール」の名前で売られているが、これらは特定の品種を指す名前で、パルドスムの別名として使うのは間違い。しかし、本名より、この名前のほうがよく知られている。
  4. ムルチカウレは、アルジェリア原産であるためやや寒さに弱く、最低0℃前後で越冬させる。

注意点・病害虫

  1. 一度育てると、こぼれダネでも殖える。
  2. よくアブラムシが付く。

余談

  1. 薄桃色花を咲かせるクリサンセマム・マウイーと、白い花のクリサンセマム・ホスマリエンセは、現在はローダンセマム属に属する多年草である。いずれもモロッコ~アルジェリア原産で、晩春~初夏と秋に開花する。過湿と多肥に弱いので、乾き気味に管理し、春と秋に、二週間に一度の液肥を施す。越冬は、寒地では室内へ入れる。5月頃に、挿し芽で殖やせる。

(※データ:大阪市基準)