クレオメ
イメージ
原産地
ブラジル~アルゼンチン・熱帯アメリカ東部・カリブ海沿岸地域
科
フウチョウソウ科
高さ
50~120cm
花期
6~10月
形態
春まき一年草
別名等
クレオメ・ハッスレリアナ(学名)/クレオメ・ギナンドラ/クレオメ・セスクイオリギアリス/クレオメ・スピノサ/ギナンドロプシス・ギナンドラ(いずれも異名)/スイチョウカ/酔蝶花/ハリフウチョウソウ/針風蝶草/セイヨウフウチョウソウ/西洋風蝶草/スパイダープラント/スパイダーフラワー/ジャイアントスパイダーフラワー
日照
4月下旬~11月上旬の生育期は、戸外の直射日光下。
【補足】耐陰性があるが、なるべく日光に当てる。
水やり
生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。
肥料
春の元肥の他、6~8月に、二週間に一度の液肥、または小量の固形肥料の置き肥。
【補足】生育初期~中期(6月頃まで)は肥料を十分に与え、その後は少なめにする。
植え付け
4月下旬~6月上旬。
【補足】直根性で移植を嫌うので、根鉢を崩さない。
整姿
大きくなるので、支柱を立てて安定させる。摘芯は行わず、伸びるに任せる。
繁殖
【タネまき】4月中旬~7月上旬。
耐暑性
とても強い。
耐寒性
弱い(8~10℃)。
解説
- 「西洋フウチョウソウ」の和名を持つ。草丈が高く、長い茎の先端に、チョウを思わせる形の花をたくさん咲かせる。花色は白や桃、紅色など。丈夫で育てやすい。
- 本来は多年草らしいが、耐寒性が無く、タネから簡単に育てられるため、無理をして越冬させる必要は無い。
- 種類によっては茎に微毛があり、少しベトつく。
注意点・病害虫
- トゲのある種類もあるので、扱いに注意する。
- こぼれダネでもよく殖える。
- うどんこ病にかかりやすい。
- 害虫は、たまにアブラムシやハダニ、バッタなどが付く。茎がベトつく種類では、虫が粘り付けられて動けなくなっていることがある。
余談
- 水あげが悪いうえに、一日花なので、切り花にはできない。
- 学名の種小名については、ギナンドラ、スピノサ、セスクイオリギアリス、ハッスレリアナ、といろいろあるが、これらは同一種の異名なのか、それぞれ別種なのか、はっきりしない。ここでは全て同一種として扱った。どうやら、この植物は、学名に混乱が見られる模様。
(※データ:大阪市基準)