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素人園芸解説 -私はこう育てる-

ダールベルグデージー

イメージ

原産地

北アメリカのテキサス州~メキシコ

キク科

高さ

10~50cm

花期

5~10月

形態

一年草

別名等

ティモフィラ・テヌイロバ(学名)/ダイソディア/ディッソディア/ディソイディア/ダールベルクデージー/ダークベルグデージー

日照

4月上旬~11月上旬(または9月下旬~7月上旬)の生育期は、戸外の直射日光下。(酷暑期は西日を避ける。越冬中は霜除けする。)

【補足】春まき、秋まきともに可能なため、生育期間も二通りある。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。

肥料

生育期に、二週間に一度の液肥、または少量の固形肥料を置き肥(多肥は禁物)。

植え付け

4月上旬~6月上旬か、9月下旬~11月中旬(春のほうがよい)。

整姿

花が一段落するたびに1/2程度に切り戻すと、長く楽しめる。タネができやすいので、花がらはまめに摘み取る。

繁殖

【タネまき】3月下旬~5月上旬か、9月中旬~10月下旬(春のほうがよい)。

耐暑性

わりと強い。

耐寒性

最低0℃を保つとよい。

解説

  1. 正しくは、「ダールベル『ク』デージー」らしい。春まき・秋まき、いずれも可能な一年草である。春まきすると初夏~秋まで咲き続け、秋まきすると翌年の春~夏に咲く。
  2. 花色は黄色のみだが、多花性で、花期は大変長い。
  3. 茎がとても細く、葉は細かく切れ込んでおり、弱々しい印象を受けるが、とても丈夫な植物である。

注意点・病害虫

  1. 丈夫だが、過湿と多肥には弱い。
  2. 半耐寒性なので、秋まきで作った苗は、霜除け下で越冬させる。暖地なら軒下でも越冬する。
  3. 放任していると、生育期間中、開花しては結実し、周囲にタネをばらまくので、まるで多年草のように、ほぼ一年中同じ場所で茂っている。
  4. アブラムシやハダニがよく付く。

(※データ:大阪市基準)