ショウジョウソウ/ハツユキソウ
イメージ
原産地
中央アメリカ・ブラジル・ボリビア
科
トウダイグサ科
高さ
20~100cm
花期
【観賞期】7~11月
形態
春まき一年草または多年草
別名等
【ショウジョウソウ】ユーフォルビア・ヘテロフィラ(学名)/ユーフォルビア・シアソフォラ(異名)/猩々草/クサショウジョウ/草猩々/サマーポインセチア/ジャパニーズポインセチア/ペインテッドリーフ
【ハツユキソウ】ユーフォルビア・マルギナタ(学名)/ユーフォルビア・バリエガタ(異名)/初雪草/スノーインサマー/ゴーストウィード/スノーオンザマウンテン
白雪姫(レウコセファラ)
日照
4月下旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下。
水やり
生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。
肥料
5~7月に、少量の固形肥料を置き肥(多肥にしない)。
【補足】地植えなら、元肥のみでも育つ。
植え付け
5月上旬~7月上旬。
【補足】直根性で移植を嫌うので、根鉢を崩さない。
整姿
6月までに1~2回摘芯し、草丈を低く抑える。大きくなると倒れやすいので、支柱を立てる。
繁殖
【タネまき】4月下旬~7月上旬(嫌光性のため、必ず覆土する)。
【挿し木】6~7月(切り口から出る乳液を洗い流してから挿す)。
耐暑性
強い。
耐寒性
最低5℃を保つとよい。
解説
- いずれも、ポインセチアと同属の植物である。本来は多年草だが、耐寒性がやや弱いため、春まきの一年草として扱われる。
- ショウジョウソウは、葉の縁に不規則な切れ込みが入り、ポインセチアのように、頂部の葉の基部が赤く色付く。ポインセチアのように全体が色づくわけではなく、観賞的には若干劣る。しかし、ポインセチアほど短日条件にうるさくない点は魅力。
- ハツユキソウは、名前の通り、暑い夏に、雪が積もったような、白い斑入りの葉を見せてくれる。
注意点・病害虫
- 春まき一年草扱いとはいえ、耐寒性は意外と強く、暖地なら戸外でも越冬する。しかし、よく結実し、しかもタネから容易に育つので、無理に越冬させる必要はないと思われる。
- 茎の上部ほどよく分枝し、株が不安定になりやすい。できれば支柱を立てて安定させる。
- この仲間は短日植物なので、夜間に街灯が当たらない場所で育てる。
- こぼれダネでよく殖える。雑草化に注意。
- 茎葉に傷を付けると白い乳液が出るが、これは有毒で、人によってはかぶれる。
(※データ:大阪市基準)