ゼニアオイ
イメージ
原産地
ヨーロッパ南部・アフリカ北西部
科
アオイ科
高さ
60~150cm
花期
7~9月
形態
二年草または多年草
別名等
マルバ・シルベストリス変種マウリティアナ(学名)/銭葵
日照
戸外の直射日光下。
水やり
土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。
肥料
3月と、9月に、固形肥料の置き肥(多肥にすると伸びすぎ、倒れやすい)。
植え付け
3月か、9月下旬~10月下旬(春のほうがよい)。
【補足】直根性で移植を嫌うので、根鉢を崩さない。
整姿
花後すぐ、強めに刈り込み、腋芽の発生を促す。
繁殖
【株分け】植え替えと同時期。
【挿し芽】4月下旬~10月上旬。
【タネまき】3月下旬~4月下旬か、9月中旬~10月下旬(秋まきすると、開花が翌々年になる。)。
耐暑性
強い。
耐寒性
強い。
解説
- 昔から道端によく生えている、典型的な帰化植物である。江戸時代に観賞用として導入されたらしい。きわめて丈夫で栽培容易。
- ハーブとして知られるコモンマロウやムスクマロウと同属の植物にして、コモンマロウの変種でもある。育て方などもほぼ同じ。
注意点・病害虫
- 二年草または短命な多年草である。開花結実すると高確率で枯れるが、こぼれダネで毎年生えてくる。雑草化に注意。
- 連作は好ましくない。
- 病虫害は、アブラムシとハマキムシが付く。
余談
- ハーブのマロウと同様、このゼニアオイも薬用に用いられる。ハーブティーにも。
(※データ:大阪市基準)