いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

オジギソウ

イメージ

原産地

ブラジル

マメ科

高さ

30~200cm

花期

7~10月

形態

春まき一年草または常緑半低木

別名等

ミモサ・プディカ(学名)/御辞儀草/ネムリグサ/眠り草/ガンシュウソウ/含羞草/クナイソウ/センシティブプラント/タッチミーノット

日照

4月下旬~11月上旬の生育期は、戸外の直射日光下。
越冬中は、室内の日当たり。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える。越冬中は、ごく控えめに。

肥料

春の元肥のみ。

【補足】葉色が冴えなければ、様子を見ながら控えめに追肥する。マメ科植物なので、窒素(N)肥料は控える。

植え付け

5月上旬~7月下旬。

【補足】直根性で移植を嫌うので、根鉢をいじらない。

整姿

伸びすぎれば、腋芽のすぐ上で切り戻す。

繁殖

【タネまき】5月上旬~6月下旬。

耐暑性

とても強い。

耐寒性

最低13℃を保つとよい。

解説

  1. 刺激を受けると葉が閉じ、葉柄から垂れ下がる面白い性質(「膨圧運動」)があるため、非常に有名な植物である。なお、夜間も葉を閉じている。(こちらは「就眠運動」という。)
  2. 花は小さな球状で、淡紅色をしており可愛らしい。花後に小さな豆サヤができ、タネが採れる。

注意点・病害虫

  1. 本来は常緑の半低木である。最低13℃ほどあれば越冬できる。(これより温度が低いと落葉するが、乾き気味に管理すれば晩春に芽吹く。)冬を越した古株は株元から木質化し、貫禄が出る。しかし、タネから簡単に育つうえ、生長がとても早いので、一年草扱いで十分。
  2. タネの耐寒性は親株より強い。暖地なら戸外でタネが越冬し、翌春発芽する。
  3. 茎に短いトゲがたくさんあって危険。取り扱いに注意する。

(※データ:大阪市基準)