オシロイバナ

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北アメリカ南部・メキシコ～ペルー

オシロイバナ科

40～120cm(種類による)

7～11月

春まき一年草または宿根草

ミラビリス・ジャラパ(学名)/白粉花/ユウゲショウ/夕化粧/フォアオクロック/フォーオクロック/コモンフォーオクロック/マーベル・オブ・ペルー/ビューティー・オブ・ザ・ナイト

4月上旬～11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。

【補足】耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに。

5月、7月、9月に、固形肥料の置き肥(多肥にする必要はない)。

【補足】地植えなら、特に施肥をしなくても育つ。

4月下旬～6月上旬(移植を嫌うので、根鉢を崩さない)
【補足】
地植え株の移植は難しい

かなり大きく茂るので、支柱を立てて安定させる。

【タネまき】4月中旬～6月上旬。

【挿し木】5～7月(直接土に挿してもつく)。

とても強いが、水切れに注意。

最低0℃を保つとよい。

古くからある、なじみ深い花である。タネの中に、「おしろい」のような白い粉(胚乳)が入っており、これが名前の元になっている。きわめて栽培容易で、タネからでも簡単に作れる。
花弁に見える部分は、ガクが変化したものである。夕方4時頃～翌朝まで咲き、かすかな香りを放つ。花色は、白～紅、淡黄色など。絞り咲き(花弁に、違う色の斑点が出る)になる品種や、一株で複数色の花を咲き分ける品種もある。

園芸上は春まき一年草として扱うが、暖地では、地上部が全て枯れるものの宿根し、毎年花を咲かせる。
地下に、肥大した太い根があり、球根植物として扱われることもある。この根を切断すると枯れやすいので、一度植え付けたら移植しないほうがよい。どうしても場所を変えたければ、タネを採って育て直したほうが安全。
よく分枝し、かなり大きく育つため、地植えが適する。鉢植えで育てる場合は、最低でも8～10号の大鉢を使う。草丈の低い矮性種なら5～6号の鉢で足りる。
胚乳に弱い毒性を持つので、口に入れたりしない。

(※データ：大阪市基準)