いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ゴジカ

イメージ

原産地

インド・熱帯アジア

アオイ科(またはアオギリ科)

高さ

60~120cm

花期

7~10月

形態

春まき一年草または常緑低木

別名等

ペンタペテス・フォエニセア(学名)/午時花/キンセンカ/金盞花/ヤラクキンセン/夜落金盞/ヤラクキンセンカ/夜落金盞花

日照

4月下旬~10月下旬の生育期は、戸外の直射日光下。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える。

肥料

5~9月に、固形肥料の置き肥、または10~14日に一度の液肥。

【補足】多肥にするほど、草丈が高くなる。

植え付け

4月下旬~6月上旬。

【補足】移植を嫌うので、根鉢を崩さない。

整姿

草丈が高くなるので、支柱を立てる。

繁殖

【タネまき】4月下旬~6月上旬(やや発芽が遅いので、乾かさないよう注意)。

耐暑性

とても強い。

耐寒性

とても弱い。

解説

  1. 江戸時代、果実や根を薬用にするため渡来したらしい。「午時花」という名前の通り、午の刻(午前11時~午後1時)の頃、ややうつむき加減に、朱赤色の花を開く。暑さに強く、とても丈夫で育てやすい。長らくマイナーな植物だったが、最近はわりと見かけるようになった。
  2. 一日限りの花だが、次々に開花する。株の周りは、落下した花で赤く染まる。

注意点・病害虫

  1. 日本では春まき一年草として栽培するが、本来は常緑の低木らしい。しかし耐寒性が無く、タネから容易に育つため、一年草扱いで十分。
  2. やや大型の植物なので、鉢植えの場合は、6号鉢に一株とする。地植えにすると、人の背丈以上の大株に育つことがある。
  3. アブラムシやハマキムシが付くので注意。

余談

  1. 葉をお茶にできる。

(※データ:大阪市基準)