ルコウソウ
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原産地
熱帯アメリカ・西インド諸島・熱帯アフリカ
科
ヒルガオ科
高さ
2~3m(つる性)
花期
6~10月
形態
春まき一年草
別名等
イポメア・クアモクリット(学名)/クアモクリット・ピンナタ/クアモクリット・ブルガリス(いずれも異名)/縷紅草/留紅草/ルコウアサガオ/カボチャアサガオ/サイプレスバイン/スターグローリー/インディアンピンク
(※その他の種類の和名・異名はページの一番下にまとめた)
日照
5月上旬~11月上旬の生育期は、戸外の直射日光下。
水やり
生育期は、土の表面が乾けば与える。
肥料
5~10月に、10~14日に一度の液肥、または固形肥料の置き肥。
【補足】窒素(N)が多いと、ツルばかり茂って花が咲きにくい。
植え付け
5月上旬~7月上旬。
【補足】移植を嫌うので、根を切らない。
整姿
生育期は、つるがよく伸びるので誘引する。伸び過ぎるようなら、先端を少し切りつめる。
繁殖
【タネまき】5月上旬~6月上旬。(一晩水に浸けてからまく。発芽適温が25℃前後と高いので、早まきしない。)
耐暑性
とても強い。
耐寒性
とても弱い。
解説
- 熱帯アメリカ原産で葉が糸のように細いルコウソウの他、熱帯アフリカ原産で葉が丸いマルバルコウソウ、さらに、両者の交配種でカエデのような葉を持つハゴロモルコウソウの三種類が出回っている。
- 華奢で弱々しい草姿だが、性質はきわめて強健。つるがよく伸びるので、フェンスに誘引するなど、自由に仕立てることができる。花色は、赤の他に、白と桃色がある。
注意点・病害虫
- 一度育てると、こぼれダネで毎年生えてくる。暖地では帰化している地域もある。雑草化に注意。
- ハダニがよく付く。水やりの際は、葉裏までよく水をかけて洗い流す。
余談
- この仲間は、かつて、「クアモクリット属」として独立していた。現在は、サツマイモやアサガオなどと同じ、イポメア属(サツマイモ属)に分類されている。
各種の和名・異名
- クアモクリット・コクシネア(異名)/マルバルコウ/スターイポメア/レッドモーニンググローリー(いずれもコクシネア)
- ツタノハルコウ(ヘデリフォリア)
- スロテリ/クアモクリット・カーディナリス(いずれも異名)/ハゴロモルコウソウ/モミジバルコウソウ/カーディナルクライマー/ハーツアンドハニーバイン(いずれもムルチフィダ)
(※データ:大阪市基準)