いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ベニジウム

イメージ

原産地

南アフリカ

キク科

高さ

40~80cm

花期

12~6月(種類による)

形態

一年草または多年草

別名等

アークトティス・ファスツオサ(学名)/ベニジウム・ファスツオスム(異名)/ベニジューム/ジャノメギク/蛇の目菊/寒咲き蛇の目菊


グランディス(異名)/ブラックアイドアフリカンデージー(いずれもベヌスタ)

日照

9月下旬~6月上旬の生育期は、戸外の直射日光下(越冬中は霜除けする)。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。

肥料

秋の元肥の他、4月に、少量の固形肥料を置き肥(多肥にしない)。

植え付け

3月か、10月上旬~11月上旬(秋のほうがよい)。

【補足】移植を嫌うので、根を傷つけない。

整姿

特に無し。

繁殖

【タネまき】3月下旬~4月上旬か、9月中旬~10月中旬(秋のほうがよい)。

耐暑性

弱い。

耐寒性

弱いので、暖地以外では室内へ。

解説

  1. 現在はベニジウム属ではなく、アークトティス属に移されているらしい。が、今でも旧属名で呼ばれることが多い。
  2. 代表種は、黄橙色の花を咲かせる原種のファスツオサである。花の中心部に、印象的な黒い蛇の目模様があり、別名を「蛇の目菊」という。この花は、日光が当たった時だけ開き、天気の悪い日や夜間は閉じる。
  3. 茎葉は、やや粘り気のある白い綿毛に覆われる。

注意点・病害虫

  1. 酸性土を嫌う。植える前に、土に石灰を施しておく。

余談

  1. ベニジウムとアークトティスとの属間交配種であるベネジオアークトティスも、管理法は同じ。

(※データ:大阪市基準)