いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ビスカリア

イメージ

原産地

地中海沿岸

ナデシコ科

高さ

30~60cm

花期

5~7月

形態

一年草

別名等

シレネ・コエリ-ロサ(学名)/アグロステンマ・コエリ-ロサ/リクニス・コエリ-ロサ/ビスカリア・コエリ-ロサ/ビスカリア・エレガンス/ビスカリア・オクラタ(いずれも異名)/ビスカリヤ/コムギセンノウ/小麦仙翁/ウメナデシコ/ローズオブヘブン

日照

9月下旬~7月上旬の生育期は、戸外の直射日光下。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。

肥料

秋の元肥の他、3~4月に、少量の固形肥料を置き肥(多肥にしない)。

【補足】地植えなら元肥だけで十分。

植え付け

3月上旬~4月下旬か、9月下旬~11月中旬(秋のほうがよい)。

整姿

花期が比較的長いので、終わった花がらは、まめに摘み取る。

繁殖

【タネまき】3月か、9月中旬~10月下旬(秋のほうがよい)。

耐暑性

弱い。

耐寒性

わりと強いが、寒地では防寒する。

解説

  1. 旧属名の「ビスカリア」で呼ばれるが、現在はシレネ属に属するらしい。分類が二転三転してきたらしく、アグロステマ属や、リクニス属に分類されることもある。
  2. 株元からよく分枝し、茎の先端にたくさんの花を咲かせる。花色は、藤色や紅~淡桃色など。野草のような雰囲気があり、丈夫で育てやすい。

注意点・病害虫

  1. 弱アルカリ性の土を好む。土に石灰を施してから植え付ける。

余談

  1. 水あげがよく、切り花に最適。よく分枝するので、一株しか栽培していなくても、意外と多くの切り花がとれる。

(※データ:大阪市基準)