いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

カリシア

イメージ

原産地

熱帯アメリカ

ツユクサ科

高さ

10~60cm(つる性)

花期

9~12月

形態

多年草

別名等

シダレツユクサ(フラグランス)
スピロネマ・ロビンシー(レペンスの異名)

日照

4月上旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は30~50%遮光)。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。

【補足】耐陰性があるが、なるべく日光に当てる。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(葉が多肉質なので、乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに。

肥料

5月、7月、9月に、固形肥料の置き肥、または10~14日に一度の液肥。

植え替え

4月上旬~10月中旬(酷暑期は避けたほうがよい)。

整姿

伸びすぎたら、春~夏までに適宜切り戻す。

繁殖

【挿し芽・取り木】4月下旬~10月上旬。(挿し芽は、水挿しも可能で、直接土に挿してもよくつく。挿し穂には、斑が抜けた部分を使わないようにする。)

【株分け】植え替えと同時期。

耐暑性

とても強い。

耐寒性

最低3℃を保つ。

解説

  1. ツユクサの仲間。葉が多肉質なのが特徴で、乾燥に強い。葉の表面には光沢がある。栽培容易。
  2. 一般的なのは、丸みを帯びた小葉を密に茂らせるレペンスと、その斑入り品種「バリエガタ」である。その他、葉に縦縞模様が入るエレガンスや、それより大型で葉が細長く、花に芳香を持つフラグランスなどがある。
  3. 秋になると白い小花を咲かせるが、あまり観賞価値はない。なお、冬に枯れ込むものの、春には復活する。

注意点・病害虫

  1. 斑入りの品種は、しばしば斑が抜けて緑一色の葉が出る。見つけ次第摘み取るが、緑葉ばかりが優勢になってきたら、斑が綺麗に入った枝だけを採取して挿し芽で更新する。

(※データ:大阪市基準)