いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

セイシボク

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原産地

ベトナム南部・東南アジア

トウダイグサ科

高さ

50~200cm

花期

不明

形態

常緑低木

別名等

エクスコエカリア・コーチンシネンシス(学名)/青紫木/チャイニーズクロトン

日照

4月中旬~10月下旬の生育期は、西日を避けた戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。
越冬中は、室内の日当たり。

【補足】耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える。越冬中は、ごく控えめに。

肥料

5月、7月、9月に、固形肥料の置き肥。

植え替え

4月下旬~9月中旬。

整姿

伸びすぎれば、生育期に適宜剪定する(樹液に注意)。

繁殖

【挿し木・取り木】5月上旬~8月上旬。

耐暑性

とても強いが、強光に注意。

耐寒性

最低8℃を保つ。

解説

  1. 漢字名からわかるように、葉の表面が濃緑色で、裏が赤紫色をしている。葉の表側に大きな白斑が入る品種もあり、こちらはかなり派手な印象を受ける。
  2. 細い枝が長く伸びて枝垂れるので、吊り鉢に仕立てるのもよい。
  3. 淡黄色の小花が咲くが、地味で目立たない。

注意点・病害虫

  1. マイナーな観葉植物だが、強光と寒さを嫌がる以外、特に育てにくい点はない。
  2. トウダイグサ科の植物にありがちだが、樹液は有毒である。セイシボクの仲間は、かつて矢毒として使われていたらしい。植え替えや切り戻しの際に触れないよう、十分注意する。特に、樹液の付いた手で、目をこすったりしてはいけない。

(※データ:大阪市基準)