モクビャッコウ
イメージ
原産地
日本(南西諸島以南)~台湾・中国南部・フィリピン
科
キク科
高さ
10~80cm
花期
11~3月
形態
常緑半低木
別名等
クロッソステフィウム・シネンセ(学名)/クロッソステフィウム・アルテミシオイデス(異名)/木白毫/木白香/木白虹
日照
3月下旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下(酷暑期は西日を避ける)。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。
【補足】よく日光に当てないと、葉の白色が冴えない。
水やり
生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに。
肥料
4~7月に、固形肥料の置き肥。
【補足】秋まで施肥を続けると、葉色が悪くなる。
植え替え
3月中旬~6月下旬。
【補足】2年に一度行う。
整姿
草姿が乱れたら、春か秋に刈り込む。
繁殖
【挿し木】5月上旬~7月上旬か、9月上旬~10月中旬(花の咲いた枝は、挿し穂に使わない)。
耐暑性
強い。
耐寒性
最低3℃を保つ。
解説
- 葉が灰白色の短い毛で覆われており、全体が白く見える、典型的なシルバーリーフの植物。よく分枝し、自然によい草姿に整う。葉には、ヨモギに似た、やや鼻をつく匂いがある。
- 春以降、日光によく当たりながら育った株は、秋になると葉の色がいっそう冴えて美しい。
- 秋に黄色い小花を咲かせるが、あまり観賞価値はない。
- 海浜植物なので、潮風にも強い。
注意点・病害虫
- 日光不足になると、目に見えて生育が悪くなる。
- 暖地性の植物だが、意外と耐寒性があり、少しくらいの霜なら耐える。
- カルシウムを好むため、植え付け前に、土に石灰を施しておくとよい。
(※データ:大阪市基準)