いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ワイヤープランツ

イメージ

原産地

ニュージーランド~オーストラリア

タデ科

高さ

20~40cm(つる性)

花期

7~10月

形態

常緑小低木

別名等

ミューレンベッキア(属名)/ミューレンベルギア/ワイヤーバイン


コンプレクサ(アキシラリスの異名)
ワイヤーハート(アストニー)
カンキチク/歓喜竹(プラティクラタ)

日照

3月下旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は30~50%遮光)。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。

【補足】耐陰性が強く、多少の日陰なら問題ない。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(水切れは厳禁)。越冬中は、ごく控えめに。

【補足】水切れすると、一気に葉が落ちる。

肥料

4~7月と、9~10月に、固形肥料の置き肥、または10~14日に一度の液肥。

植え替え

3月上旬~5月上旬か、9月上旬~10月中旬(春のほうがよい)。

整姿

伸びすぎれば、春または秋に適宜刈り込む(強剪定は春に行う)。

繁殖

【挿し木】4月下旬~7月上旬か、9月上旬~10月中旬。

【株分け】植え替えと同時期。

耐暑性

とても強い。

耐寒性

最低0℃を保つとよい。

解説

  1. 名前の通り、茎が針金によく似ている。葉は丸く、径1cm程度。基本種の他に、葉がスペード型をした品種や、ハート型をした品種、斑入り葉の品種、葉の直径が2cmほどの大葉系品種などがある。
  2. 夏~秋にかけて、淡黄緑色をした、星形の小さな花が咲くが、あまり観賞価値はない。花後、白い果実が出来る。
  3. つるがほふくするため、暖地ならグラウンドカバーになる。吊り鉢仕立てにも向く。

注意点・病害虫

  1. つるがよく伸びて分枝し、土についた部分から発根することがある。
  2. ハマキムシが付く。

(※データ:大阪市基準)