シルクジャスミン
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原産地
日本(奄美以南)・中国南部・台湾・マレーシア・インド
科
ミカン科
高さ
1~8m
花期
6~9月
形態
常緑低木~小高木
別名等
ムラヤ・パニクラタ(学名)/ムラヤ・エキゾティカ(異名)/ゲッキツ/月橘/七里香/十里香/万里香/姫万里香/オレンジジャスミン/ジャスミンオレンジ
コウトウゲッキツ/紅頭月橘(オンファロカルパ)
日照
4月上旬~11月上旬の生育期は、戸外の直射日光下。
越冬中は、室内の日当たり。
【補足】耐陰性があるが、なるべく日光に当てる。
水やり
生育期は、土の表面が乾けば与える。越冬中は、ごく控えめに。
肥料
4~10月に、固形肥料の置き肥、または10~14日に一度の液肥。
植え替え
4月上旬~6月上旬か、9月(春のほうがよい)。
整姿
伸びすぎれば、生育期に、不要な枝を切り戻す。(花や実を楽しむには、放任が一番。)
繁殖
【挿し木・取り木】4月下旬~10月上旬。
【タネまき】4~9月。
耐暑性
とても強い。
耐寒性
最低5℃を保つとよい。
解説
- 最近よく見るようになった植物で、盆栽にも使われる。沖縄以南に自生するゲッキツと、それより葉の小さいコウトウゲッキツなどがある。名前に反し、ジャスミンの仲間ではなく、ミカン科に属する。(ジャスミンはモクセイ科。)
- ミカンの花によく似た、香りのある白花を咲かせる。晩秋~冬に赤い果実が熟し、食用になる。葉にも芳香と辛みがあり、スパイスに用いるという。
- 光沢のある葉が繊細で、樹形も美しいため、観葉植物として適する。熱帯アジアでは生垣に使われるらしい。
注意点・病害虫
- 半日陰でも育つが、開花・結実を目指すなら、春以降、よく日光に当てて育てる。
- 石灰分を好むらしい。
- 害虫はアブラムシに注意。
(※データ:大阪市基準)