ネフロレピス

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世界の熱帯～亜熱帯

ツルシダ科(またはタマシダ科)

20～100cm

シダ類なので花は咲かない

多年草(地生だが、着生種もある)

ネフロレピス・エクサルタタ(学名)/セイヨウタマシダ/西洋玉羊歯/ソードファーン

(※各種の和名・異名はページの一番下にまとめた)

4月上旬～11月上旬の生育期は、戸外で10～40%遮光(7月上旬～9月上旬は50%遮光)。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。

生育期は、土の表面が乾けば与える。越冬中は、ごく控えめに。

【補足】シダ類としては、比較的乾燥に強い。夏、葉に水滴が付いたまま放置すると、蒸れて枯れ込むことがある。

4～9月に、10～14日に一度の液肥、または固形肥料の置き肥。

4月下旬～10月上旬(酷暑期は避けたほうがよい)。

【補足】1～3年に一度行う。根をひどく傷めた場合は、葉を1/2の長さに切り、蒸散を抑える。

枯れた下葉は、まめに取り除く。

【株分け・小株採取】3～9月。

【胞子まき】4～10月。

とても強いが、強光と乾燥に注意。

5℃まで耐えるが、葉が傷むので、できれば10℃を保ちたい。

【タマシダ】最低0℃を保つとよい。

日本の暖地(静岡以南)に自生するタマシダの仲間。夏のミニ観葉としてよく見かける。
この仲間で最も一般的なのは、セイヨウタマシダの園芸品種である。「ツデー」の名で知られる「テディー・ジュニア」と「ボストンファーン」がよく出回る。「マーシャリー」「スコッティー」は、葉の小羽片が細かく裂けており、株全体がフサフサしている。「バリエガタ」「ハッピー・マーブル」のような斑入り葉の品種もある。「ファン・ダンサー」は、黄金葉を持つ大型の品種で、日光が強いほど、葉が黄色くなる。
「ダッフィー」と呼ばれる種類は、タマシダの近縁種である。葉が石化(綴化)しているのが特徴。
「タマシダ」という名前は、地下のほふく茎に、小さな球状の塊茎があるために付けられた。この塊茎を採取して植え付けると芽を吹き、株を殖やせる。
セイヨウタマシダは、タマシダのような塊茎を持たないが、ほふく茎がよく伸び、先端に子株を付けるので、それを採取すれば殖やせる。
大株になると、葉が長く伸びて枝垂れるので、吊り鉢にも向く。

(※データ：大阪市基準)