ウェデリア
イメージ
原産地
アメリカのフロリダ州~中央アメリカ・西インド諸島・南アメリカの熱帯
科
キク科
高さ
50~200cm(つる性)
花期
5~11月
形態
多年草
別名等
ウェデリア・トリロバタ(学名)/ウェーデリア/ヴェーデリア/アメリカハマグルマ/カメルーンデージー
日照
4月上旬~11月上旬の生育期は、戸外の直射日光下(酷暑期は西日を避けたほうがよい)。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。
【補足】少し耐陰性があるが、なるべく日光に当てる。
水やり
生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに。
肥料
4月、6月、8月、10月に、少量の固形肥料を置き肥。
【補足】はびこるので、多肥にしない。
植え替え
4月中旬~10月上旬。
整姿
伸びすぎれば、春~夏の間に適宜切り戻す。
繁殖
【挿し木】4月下旬~10月上旬。
耐暑性
とても強い。
耐寒性
最低5℃を保つとよい。
解説
- ハワイや沖縄などの亜熱帯~熱帯地域においてグラウンドカバーに使われる、極めて強健な植物である。葉に白や黄色の斑が入る品種もある。キクに似た黄色い花もかわいい。
- 海浜植物のため、潮風に耐性あり。
- 日本の本州~九州に自生するネコノシタ(ハマグルマ)も、同じ属の植物である。葉がざらつくので、この名がある。これも海浜植物で、つるが地面を這う。
注意点・病害虫
- 放任すると、つるが2mにも伸び、分枝しながら地面に接した部分から発根し、はびこる。
- 斑入り葉の品種は、斑の抜けた緑一色の葉が出やすいので、見つけ次第摘み取る。
- 日当たりさえよければ育てやすいが、過湿と多肥は苦手なので注意。
- やや砂質の土を好む。
(※データ:大阪市基準)