バビアナ
イメージ
原産地
南アフリカのケープ地方
科
アヤメ科
高さ
5～30cm(種類による)
花期
4～5月
形態
秋植え球根
休眠期の管理
鉢のまま乾かすか、掘り上げて乾いた土に埋める
別名等
バブーンフラワー
ホザキアヤメ/穂咲菖蒲(ストリクタ)
ディスティカ(プリカタの異名)
ルブロキアネア/ワインカップ(いずれもルブロシアネア)
日照
10月上旬～5月下旬の生育期は、戸外の直射日光下(越冬中は霜除けする)。
休眠期は、日光に当てなくてよい。
水やり
生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。休眠期は、断水する。
【補足】多湿は徒長のもと。
肥料
秋の元肥の他、2～5月に、二週間に一度の液肥、または少量の固形肥料を置き肥。
植え替え
10月上旬～11月上旬、5号鉢に5～7球。
【補足】深さ3～5cm、地植えは5～10cm間隔。1～2年に一度植え替える。
整姿
特に無し。
繁殖
【分球】植え付け時。
【タネまき】採ってすぐにまく(順調に育てば二年で開花する)。
耐暑性
わりと強い。
耐寒性
最低0℃を保つとよい。
解説
- 南アフリカ特産の球根植物群「ケープバルブ」の一つである。栽培は容易。
- 青紫花で中心が赤いルブロシアネアを比較的よく見る。その他、青紫花のストリクタ、セダーベルゲンシス、葉が細かくカールするクリスパ、白花で花弁に赤い模様があるチュービフローラ、淡黄色の花を付けるピグマエアなどがある。
- 葉にたくさんの縦ジワがある。細かいうぶ毛に覆われており、触るとやわらかい。
注意点・病害虫
- 秋のうちに葉が出てくるので、必ず防寒する。霜に当てると枯死しかねない。
- 球根が年々深くもぐるため、鉢植えは毎年植え替える。暖地なら、地植えで放任も可能。
- 球根はとても小さいので、貯蔵中になくさない。できれば、植え替え時以外は植えっ放しにしておく。
余談
- バブーン(ヒヒの仲間)が球根を食べることから、この名が付いたらしい。
(※データ：大阪市基準)