いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ブルビネラ

イメージ

原産地

南アフリカ・オーストラリア・ニュージーランド

ツルボラン科(またはユリ科)

高さ

60~100cm

花期

2~4月

形態

秋植え球根

休眠期の管理

鉢のまま乾かすか、掘り上げて乾いた土に埋める

別名等

バルビネラ/キャッツテール

日照

9月下旬~6月上旬の生育期は、戸外の直射日光下(越冬中は霜除けする)。
休眠期は、日光に当てなくてよい。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。休眠中は、断水する。

【補足】腐りやすいので多湿に注意。

肥料

秋の元肥の他、2月と、4月に、固形肥料の置き肥。

【補足】窒素(N)は控えめに。

植え替え

8月下旬~10月下旬、6号鉢に1球。

【補足】深さ1~3cm、地植えは15~20cm間隔。3年に一度植え替える。

整姿

花が終わったら、花がらを摘み取る(緑色の花茎は残したほうがよい)。

繁殖

【分球】植え付け時(株分けの要領で)。

【タネまき】採ってすぐにまく(開花まで2~3年かかる)。

耐暑性

強い。

耐寒性

やや弱く、寒地では防寒する。

解説

  1. 原種のヌタンスやフロリバンダが出回る。地下に肥大した根を持つが、球根植物というよりは、宿根草に近い。花色は、白、黄、橙色などがある。

注意点・病害虫

  1. 植え付け後、最初の年は咲きにくいが、そのまま据え置き栽培すると、二年目からは旺盛に生育し、たくさん開花する。あまり頻繁に植え替えないほうがよい。
  2. 地植えは、真夏に強い日光が当たらない、水はけのよい場所を選べば、3~5年くらいそのまま据え置ける。夏に多湿になると腐るので注意。
  3. 葉の間や花の中に、アブラムシが付きやすい。

余談

  1. 切り花によい。

(※データ:大阪市基準)