いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ドラクンクルス

イメージ

原産地

バルカン半島・アルジェリア~トルコ・コルシカ島

サトイモ科

高さ

50~100cm

花期

4~5月

形態

秋植え球根

休眠期の管理

鉢のまま乾かすか、掘り上げて乾いた土に埋める

別名等

ドラクンクルス・ブルガリス(学名)/アルム・ドラクンクルス(異名)/ドラゴンアルム/ドラカンクルス

日照

10月上旬~6月中旬の生育期は、戸外の直射日光下(越冬中は霜除けする)。
休眠期は、日光に当てなくてよい。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。休眠期は、断水する。

【補足】腐りやすいので、雨に当てない。

肥料

秋の元肥の他、4~5月に、10~14日に一度、1500~2000倍以上に薄めた液肥を施す。

植え替え

9月下旬~10月下旬、5~6号鉢に1球。

【補足】深さ3~5cm、地植えは深さ8~10cmで20~30cm間隔。2~3年に一度植え替える。

整姿

特に無し。

繁殖

【分球】植え付け時(子球が生じれば、刃物で切り分ける)。

耐暑性

やや弱い。

耐寒性

やや弱く、暖地以外では室内へ。

解説

  1. あまりなじみのない球根植物で、原種のブルガリスの球根が多少出回る程度。気難しそうに見えるが、意外に丈夫である。
  2. ワイン色の花はかなり大きく、長さ50cm以上にもなる。同じサトイモ科のコンニャクの花に似ている。ただ、あまり美しいとはいえないうえに悪臭があり、おまけに咲きにくい。

注意点・病害虫

  1. 乾燥地を好み、過湿にすると腐りやすいので、鉢植えのほうが管理しやすい。水やり・施肥は少なめに。

(※データ:大阪市基準)