いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ハーベルティア

イメージ

原産地

アメリカのテキサス州・チリ・ブラジル・アルゼンチン・パラグアイ・ウルグアイ

アヤメ科

高さ

5~20cm

花期

4~6月

形態

秋植え球根

休眠期の管理

鉢のまま乾かすか、掘り上げて乾いた土に埋める

別名等

ハーベルティア・アモエナ(学名)/ハーベルティア・プルケラ/アロフィア・プルケラ(いずれも異名)/ハーバティア/ハーバルティア/ヘルベルティア/チリアヤメ/チリーアヤメ

日照

10月上旬~6月中旬の生育期は、戸外の直射日光下(越冬中は霜除けする)。
休眠期は、日光に当てなくてよい。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える。休眠期は、断水する。

肥料

秋の元肥の他、2月と、花後すぐに、少量の固形肥料を置き肥。

【補足】元肥は少なめに。

植え替え

9月下旬~11月上旬、4号鉢に4~5球。

【補足】深さ1~3cm、地植えは5~8cm間隔。2~3年に一度植え替える。

整姿

特に無し。

繁殖

【分球】植え付け時。

【タネまき】採ってすぐにまく。

耐暑性

強い。

耐寒性

やや弱く(-5℃)、暖地以外では室内へ。

解説

  1. 一般的なのは、原種のプルケラ(アモエナ)である。晩春~初夏にかけて、特徴的な青紫色の花を咲かせ続ける。一つの花は一日限りだが、次々に開花し、長く楽しめる。
  2. 洋種山野草として扱われることもあるが、山野草らしい気難しさはなく、性質はいたって丈夫。

注意点・病害虫

  1. 冬は-5℃くらいまで耐える。暖地なら地植えで放任できる。こぼれダネで勝手に殖え、どんどん広がる。
  2. 夏期は地上部を枯らして休眠するが、水やりを続けていると、葉が全て枯れきらず、一部残ることがある。放置しても特に問題ない模様。

(※データ:大阪市基準)