いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

イキシオリリオン

イメージ

原産地

中央アジア・トルコ・南ロシア

イキシオリリオン科(またはヒガンバナ科)

高さ

30~50cm

花期

5~6月

形態

秋植え球根

休眠期の管理

鉢のまま乾かすか、掘り上げて乾いた土に埋める

別名等

シベリアンリリー


パラシー/モンタナム/モンタヌム(いずれもタタリクム)

日照

10月中旬~6月上旬の生育期は、戸外の直射日光下。
休眠期は、日光に当てなくてよい。

【補足】日当たりが悪いと、花色が薄くなる。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。休眠期は、断水する。

肥料

秋の元肥の他、3~5月に、二週間に一度の液肥、または少量の固形肥料の置き肥。

植え替え

9月下旬~11月上旬、5号鉢に3~4球。

【補足】深さ3~5cm、地植えは深さ5~8cmで5~10cm間隔。

整姿

特に無し。

繁殖

【分球】植え付け時。

【タネまき】9月下旬~10月下旬。

耐暑性

やや弱い。

耐寒性

とても強い。

解説

  1. 古くから日本に導入されているらしいが、そのわりにマイナーな植物である。「パラシー」と呼ばれる原種タタリクムと、コルパコウスキアヌムの二種類がある。一般的なのはタタリクムで、ユリのような形をした青紫色の美しい花を咲かせる。

注意点・病害虫

  1. 地植えにするなら落葉樹の下を選び、水はけを改善しておく。やや暑さに弱く、夏に過湿になると腐りやすい。

余談

  1. イキシア+リリーでこの名前らしい。

(※データ:大阪市基準)