いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

サマーヒアシンス

イメージ

原産地

南アフリカ

ヒアシンス科(またはユリ科)

高さ

80~120cm

花期

6~9月

形態

春植え球根

休眠期の管理

掘り上げて乾燥保存

別名等

ガルトニア・カンディカンス(学名)/サマーヒアシンス/サマーヒヤシンス/ツリガネオモト

日照

4月上旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下。
休眠期は、日光に当てなくてよい。

【補足】少し耐陰性があるが、なるべく日光に当てる。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。休眠期は、断水する。

肥料

春の元肥の他、7月と、花後すぐに、固形肥料の置き肥。

【補足】窒素(N)が多いと球根が腐る。

植え替え

4月上旬~5月中旬、5~6号鉢に1球。

【補足】深さ3~5cm、地植えは深さ10cmで15~20cm間隔。

整姿

草丈が高いため、支柱を立てたほうが安定する。

繁殖

【葉挿し】5~7月。

【分球】植え付け時。

耐暑性

わりと強い。

耐寒性

やや弱く、凍らせない。

解説

  1. オーニソガラムの一種に分類されることもある。流通するのは、原種のカンディカンスのみ。夏、涼しげな白い花を穂状に咲かせる。芳香性植物として紹介されることがあるが、それほど強い香りではない。
  2. その他、花が緑色を帯びる原種、ビリディフローラもある。
  3. 「サマーヒアシンス」の別名で知られるが、ヒアシンスよりは、シラー・カンパヌラタのほうが似ている。しかし、それらよりはるかに大型の植物で、草丈1m前後にもなる。

注意点・病害虫

  1. 耐暑性はそこそこだが、どちらかというと、寒地の方が生育が良いらしい。
  2. 耐寒性は比較的強く、暖地では地植えで放任できる。

余談

  1. 切り花によい。

(※データ:大阪市基準)