いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

スプレケリア

イメージ

原産地

メキシコ・グァテマラ

ヒガンバナ科

高さ

20~40cm

花期

5~6月

形態

春植え球根

休眠期の管理

鉢のまま控えめに水やりを続ける

別名等

スプレケリア・フォルモシッシマ(学名)/ツバメスイセン/ツバメアマリリス

日照

4月上旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下(酷暑期は西日を避ける)。
越冬中は、室内の日当たり。(暖地なら戸外で霜除け。葉がなければ日光に当てなくてよい。)

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに(葉がなければ断水する)。

肥料

春の元肥の他、6~9月に、7~10日に一度の液肥、または固形肥料の置き肥。

植え替え

3月下旬~4月下旬、5号鉢に1~3球。

【補足】深さ1cm、地植えは深さ3~5cmで10~20cm間隔。2~3年に一度植え替える。

整姿

特に無し。

繁殖

【分球】植え付け時。

耐暑性

強い。

耐寒性

最低0℃を保つが、生育が止まるので、できれば10℃欲しい。

解説

  1. 一属一種の植物。よく出回っているのは、赤花のフォルモシッシマである。とても特徴のある花型をしている。性質や育て方は、ごく近縁の植物であるアマリリス(ヒッペアストラム)に準じる。

注意点・病害虫

  1. アマリリスと同様、冬に土を乾かして休眠させると、春からの生育に影響が出る。
  2. 小さな球根は開花しないため、購入の際は、できる限り大きくて重いものを選ぶ。

余談

  1. 切り花に最適。
  2. 近年、アマリスとの属間交配種ヒッペアスケリアが出てきている。全体的にスプレケリアより大型。

(※データ:大阪市基準)